18-19シーズンは雪不足でソールの小キズや深いキズが多く見受けられました。
ソールのキズは目立つので比較的発見しやすく、直して欲しいと来店する方が多くいらっしゃいます。
この場合、停止動作や板をフラットにした時に何かしら足元から情報が伝わり「あっ!?」と気づく方も多いと思います。
そして今回お伝えしたいエッジのガタガタは、ターン中に石や岩の上をたまたま通過したことによってなってしまう例です。
ターン中は雪面に対し比較的ソールの接地面積は少なく、カービング要素が強くなればなるほどエッジは雪面にくい込みます。
運悪く固い物の上を通過すれば、ソールは無キズでエッジがガタガタに・・・。
もちろん気づく方もいますが、大半の方はソールにキズがないかを確認し、そのまま滑り続けています。
気づかず滑っているとガタガタだった部分は丸くなり、エッジグリップは失われ板はズレはじめます。
またそのズレによって角が残っているエッジまで丸くなり、そこで「あれ!?」と思う人が多いのです。
エッジ全体が丸くなってしまう前に、しっかりチューンをしていきましょう。
先ずは指先をそっとエッジに当て、ゆっくりゆっくり全体を触ってみてください。(怪我など注意してください)
ガタガタな部分がないかしっかりチェックしてみましょう。
≪補足≫
ソールのキズは埋めれば元に戻ります。
ただエッジの再生は出来ないので研磨するしかありません。
欠け具合により一度の研磨でクリアになる場合と、酷い場合は毎年研磨を行い徐々に欠けを小さくしていくしかありません。