ソール(滑走面)に傷がなくても・・・リペア、チューン

19-20シーズンは雪不足により板にダメージを受けた方が多いと思います。

そしてソールの傷が酷く、直るか心配で来店する方が最近多いですね。

幸いソールの傷はほぼ直すことが可能なので問題ないのですが、

画像のようなサビやエッジの欠けは、今以上に広げないようにするしかないのです。

サビには取り除けるものと、そうでないものがあります。

 

画像のような赤サビは比較的取り除くことが可能ですが、外からは見えないクサビ部分(ソールの裏側)に

サビが浸食してしまうと取り除くことが出来ません。黒サビも同じことが言えます。

エッジも目に見えない細かな穴が開いており、そこにサビが根付くと大変です!

厄介なのは放っておいたエッジのサビが抵抗となり、WAXは十分塗っているけど板が走らなくなったり、

エッジとソールが剥離し、一気に板の寿命を縮めてしまうことです。

 

そして、滑走中に運悪く石など踏んでしまい、エッジがガタガタになることもあります。

 

この状態でそのまま滑ると自分の思うようなターンはいつしか描けなくなってしまいます。

どんどん丸々のエッジになりグリップを失ってしまい停止することすら難しくなることも多々あります。

今後、必要以上に研磨することになる前に、早めの研磨で良い状態をキープしたいところです。

いま付着しているサビ、ガタガタになったエッジの欠けをこれ以上広げないことが理想です。

 

一般的にソール(滑走面)の傷を見てびっくりする方は多くても、上の画像のようなエッジの傷やバリに気が付く方は少ないです

指の腹で軽く触りながら、ザラつきや引っ掛かりがないが確認してみてください。

 

もし、サビやエッジの欠けを見つけた方は早めにご相談ください。

ご来店お待ちしております。

 

キャラファクトリー 山本恭平